ジョルノとDIO(ディオ)は似ているのかMBTI(16タイプ)から比較、考察してみた

ジョジョコラム
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ジョジョの奇妙な冒険に登場したジョルノとDIO(ディオ)。親子ながら主人公とラスボスという正反対なポジションのキャラクターでした。

今回はジョルノとDIOは似ているのか、MBTI(16タイプ)から比較、考察してみました。


DIOの息子たちについてはこちらで…

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1. ジョルノとDIO(ディオ)のMBTI(16タイプ)の比較

まず両者のMBTI(16タイプ)を比較してみます。ジョルノはINTJ、DIOはENTJっぽいですよね~!ざっくりいえばENTJは支配や権力を魅力に感じ、部下を従えようとし、INTJは自分が信じるゴールにたどり着きたいタイプです。ENTJはみんなの帝王、INTJは自分だけの王国の主を目指すイメージね。

で、MBTIで大事なのが心理機能。各タイプごとに1番得意なこと、それを補助する機能、遊びの機能、苦手な機能を使いながら、各タイプはどのようにものを考えて動いているのか?を全8種類のうち4種類を用いて示すものです。2人のはこちら。

INTJ(ジョルノ) ENTJ(DIO)
第一機能(=得意なこと) Ni(未来を見据える、計画を立てる) Te(損得勘定、効率性、論理性)
補助機能(=第一機能を動かすガソリン) Te(損得勘定、効率性、論理性) Ni(未来を見据える、計画を立てる)
代替機能(=遊び的な要素、少し暴走しやすい) Fi(自分の気持ち、美学、正義) Se(今この瞬間を捉える力、機動力)
劣等機能(=苦手なこと) Se(今この瞬間を捉える力、機動力) Fi(自分の気持ち、美学、正義)

使っている機能はNi、Te、Fi、Seと全く同じであるところに、遺伝を感じますよね~!ただ順番が違うと性格はまったく変わってくるわけで…

ジョルノは「この街は浄化されるべき」→「そのためには僕がギャングになればいい」とNiで未来の計画を立て、Teでそのための効率的、論理的な方法を考えます。そこに「でも汚いやり方はよくないな」とFiのこだわりが加わり、やり方が決まったところでやっと動き出す(Se)というタイプです。ゴールから逆算して動くタイプね。

一方、DIOは「支配こそ効率的!この世の力を手に入れられて俺得!」→「支配の先にあるのはなんだ?安心か!では天国への行き方も考えねば!」とTeで効率や損得を考えてから、Niで未来のビジョンをくっつけるタイプ。そしてSeが3番目なので、ジョルノよりもスピーディーに動きだすのですが、行動のモチベーションは「俺はクズではない」「俺を見捨てた世界を許さない」という強烈なFiなんですよね~…

つまり先に目的のために綿密な計画を立ててから動き出すのがジョルノ、権力のために走りながら考えるのがDIOという性格と言えるのではないでしょうか。親子でも全然違うことがよくわかるのでは…!?

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2. ジョルノとDIO(ディオ)のMBTI(16タイプ)と生い立ちの比較

次は心理機能の順番の違いと生い立ちの関係についてです。さて心理機能は遺伝と環境によって決まるとされ、どの心理機能を持つかは遺伝が約50%、その順番は後天的な環境が大きいと考えられているとか。つまりジョルノとDIOの心理機能は遺伝だとしても、その順番には育った環境の違いが表れていることになります。

ここで注目したいのが、Fi(自分の気持ち)の位置と、2人の生い立ちとの関係です。まずDIOは家計のために金稼ぎに出るも、父親は酒浸りの上に母親のドレスさえも換金しようとしていました。だからこそ大黒柱を倒し、自分こそがトップになってやる!という強い自立心が生まれ、ENTJとなったのではないでしょうか。

そしてFiが劣等機能なのも、唯一の家族の父親の前ですらのびのびと感情を表せなかったために、機能を後ろに追いやってしまったのかもしれないよね。むしろ、感傷に浸っても何も得られない!でも支配すれば全てが手に入る!とFiを切り捨てることで、ストイックなTe(損得勘定、効率性)が生まれたんじゃないかな~…

ジョルノも家庭内での育児放棄や暴力を受けた経験がありました。彼も悲惨ですよね~…

寝ていて夜 目を醒ますと母親が家にいない 1~2歳の子供にとってそれは どんな恐怖と絶望なのだろう……
…ジョルノは暗闇の中で泣いても無駄なのでただひたすら ふるえていただけだった
(中略)これは逆だった……他人の顔色ばかり うかがう性格にしたのは 明らかにこの男が原因だった荒木飛呂彦(1996年)『ジョジョの奇妙な冒険』47巻 集英社(155-156頁)

感情で訴えても誰も助けてくれず、他人の顔色もうかがわなくてはいけない…そんな自分を押し殺した過去ゆえにFiが3番目の機能まで下がり、「ここでどう振る舞えば効率的か?」「相手を怒らせない最適解は?」といった計画性や論理性のNiとTeがフル回転するINTJが生まれたのかもしれないよね。

それでもFiが3番目の機能でとどまったのは、名もなきギャングの出会いが大きかったのではないでしょうか。子供のジョルノにさえ敬意をもって恩を返し続けた姿を見て、「自分の美学、正義(=Fi)を持つことはカッコいい!」と感じたんじゃないかな~!さらにギャングスターになりたい!という強い夢が生まれたことで、Ni(計画性、未来)が第一機能に確定したのではないでしょうか。

でもね、ジョルノだって名もなきギャングの恩義を受けて「支配すれば全て思い通りになるんだ!」と学んでいたら、ENTJになった可能性もあるんですよね~…そうではなくギャングの魂の美しさを受け取ったところが、ジョルノの黄金の精神らしさでは…!?

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3. ジョルノとDIO(ディオ)の「無駄」とMBTI(16タイプ)の比較

2人のラッシュの掛け声の「無駄」の違いについてです。お前の攻撃なんて効かないよ~!という意味はもちろんありますが、MBTIの観点で見ると少し意味合いが違うように見えてきます。

まず部下を従えた帝王となるのを好むENTJのDIOは「帝王の俺に逆らうなんて無駄ァッ!」「小物が俺に敵うと思っているのか」というパワー系ですよね~!Te(損得勘定、効率性)が強すぎて相手への嘲笑とまでなってしまったタイプね。

対して論理派でINTJのジョルノは、Teはもちろん、Niで未来を見据えるのが超得意。つまり相手が攻撃してくる瞬間には、その後のバトルの流れや勝敗までなんとな~く見えてしまっているわけで。「僕に挑むなんて非効率だ」「その攻撃は全く無意味だ」といったようなクールな無駄ではないでしょうか。

とはいえジョルノだってブチギレる時はある訳で…ほらこれとかさ…


荒木飛呂彦(1998年)『ジョジョの奇妙な冒険』60巻 集英社(180頁)

7ページ越えの全然クールじゃない無駄。ヤッダーバァアァァァァアアアアア!!!

これね~代替機能のFi(自分の気持ち、正義)が大爆発した「無駄」じゃないかな~…代替機能や劣等機能は不安定で暴走しがちな機能ですが、このラッシュはTe(論理性)で確実にリタイヤさせようとしたのはもちろん、ジョルノの「僕の正義に反する!このゲス野郎め!」という熱すぎる気持ちが猛ラッシュとして現れたのではないでしょうか。

ちなみにDIOもSeは代替機能なので不安定なのですが、その様子がこちら。


荒木飛呂彦(1992年)『ジョジョの奇妙な冒険』28巻 集英社(128頁)

勝ってもないのにウキウキィッ!!!

血が馴染んだことが気持ちよすぎて、Se(今この瞬間を捉える力)が大暴走していますよね~!他にも「歌でもひとつ歌いたい」だの「不死身!不老不死!スタンドパワー!」だの戦いが終わってもいないのに超ハイテンションだったDIO様。Te(効率性)が得意なので戦闘中に歌うなんて無駄は嫌うはずなのですが、時々見せるこういう隙は、Teを追い抜くほどSeが荒ぶった時なんだろうな…

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4. まさかの全面対決!?もしジョルノとDIO(ディオ)が出会ったら?

最後に両者が出会ったら互いをどう見るのか、想像してみます。年齢差100歳超えの感動の初対面を期待したいですよね(盛大なフラグ)。

まずは帝王になりたいDIO様は、ジョルノを「使えるやつかどうか」に注目するはず。お眼鏡に叶えば、即座に手元に引き入れるんじゃないかな~!ただ劣等機能がFi(自分の気持ち)がドロドロなので、「愛する息子」なんて優しい情はなく、「自分の血が生んだ最高傑作」として扱い、反抗したり役立たずであれば切り捨てるんじゃないかな…

またジョルノの持つジョナサン譲りの黄金の精神は、DIOにしてみれば不純物なわけで。仮に役に立つとみなしても、「やるな小僧。だがその情の厚さを切り離せば最高の右腕になるだろう」なんて評価になる気がするよね。んも~~~~素直じゃないんだから~!

一方でジョルノは得意なTe(論理性)とNi(未来、計画性)を組み合わせ、DIOの言動の意味や怪しさを証拠に、支配という計画を見抜くはず。かつDIOがいる未来はよくないのでは?とNiで考え、排除しようとするのではないでしょうか。さらにFi(自分の美学、正義)も黄金の精神として正しく作用していたので、DIOに勧誘されようが、弱者を傷つけるゲロ以下のにおいを嗅ぎ取れば「拒否します!!」とでも言うんじゃないかな~…パパ泣いちゃう…

全面対決となりそうなこの親子。唯一お互いが揺らぐとすればDIOはジョルノにジョナサンの片鱗を感じて心が動いてしまった時、ジョルノはDIOが父親であることを利用し、情に訴えかけまくってFiが刺激された時じゃないかな~…まあでもダメだろうな。無駄無駄無駄…

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まとめ:ジョルノとDIO(ディオ)はMBTI(16タイプ)で比較すると似ていない

ジョルノとDIOをMBTIで比較してみました。似ているようで似ていないんですよね~!

ジョルノはクール、DIOパパのが暑苦しい印象はありますが、それは目的が自分の信じるもののため、周囲を巻き込むリーダーであるためという違いであることがよくわかるのではないでしょうか。でも王を目指したDIOはなれず、自分だけの美学を貫いたジョルノがなってしまったのがね…なんと皮肉な…

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