ジョジョの奇妙な冒険3部後半の舞台エジプト。アブドゥルの出身国でもある国でした。
今回はエジプトでジョジョ3部の聖地巡礼をしながら、3部のキャラクターや設定についてあらためて考察してみました。
実際の旅行の話はこちら。
エジプトとアヴドゥルとの関係
3部といえばエジプト!エジプトといえばアヴドゥル!ということで、まずはアヴドゥルについてエジプトで感じたことや、現地のエジプト人に聞いてみたことをまとめてみました。
モハメド・アヴドゥルの名前
最初はアヴドゥルさんのお名前についてです。モハメドはイスラム教の開祖ムハンマドに由来し、エジプト人のかなりの割合がモハメドなのだそう。ガイドさんの体感では9割以上らしい。あくまでも体感ね。
このお話を聞いた方のお名前もモハメド・モハメドさん。お父さんも同じ名前でミドルネームで判別しているそうです。お爺ちゃんもモハメドだけど苗字が違うそうな。モハメド、本当に多いな。
アヴドゥルのスペル(Avdol)も見せてみましたが、あまりピンと来てないようでした。国民の9割が信仰するイスラム教の預言者の名前がムハンマド・イブン=アブドゥッラーフとアブドゥルに近い名前ですが、アブドゥッラーフのスペルはAbd Allāh。Abdolのスペルだったらまだ見覚えがあったのかも…?
アヴドゥルの職業占い師について
アヴドゥルの職業である占いについても聞いてみました。占い師という職業自体はエジプトにもあるそうです。ただしタロットカードではないカードを使うのがメジャーだそう。アヴドゥルは占星術師なので得意なのはホロスコープを使った占いだと思われますが、カードも使うとすればカルトゥーシュカードとかですかね…聞けばよかったな…
お店の場所であるハン・ハリーリ市場の店舗家賃は高いのだとか。アヴドゥルさん儲かってんね~~~~!!!そしてお店の人は市場外に住んでおり、毎日市場まで出勤してくるそうです。こちらはハン・ハリーリ市場とアヴドゥルが店を出していたかもしれない雑居ビルの2階。
お店が立ち並ぶ小道は隙あらば声をかけられますが、雑居ビル内は静かで落ち着いた雰囲気でした。入場するのにセキュリティゲートまであった。
ちなみにウハウハであろうアヴドゥルさんが住んでいるかもしれないエジプトの億ションはこんな感じ。外観が綺麗ででかい。
お手頃なマンションは赤レンガで造られており、大体300万円で買えるのだそうです。
アヴドゥルさんの占い師という職業が、実はキリスト教とも関係が深そうな話
アヴドゥルの好物の寿司事情
お次はエジプトでの寿司事情についてです。アヴドゥルの好物でしたが、とあるホテルの寿司レストランのメニューを見てみました。
ちょっと見にくいですが、旅行時のレートで握りは一皿2カン約380円、刺し身は3切れ約560円、ロールは4個約700〜1050円、丼ものは約1020~1750円、ケーキのようなタルタルは約1070~1390円といった感じ。物価の安いエジプトでは高級な食事に入るのではないでしょうか。アヴドゥルさんやっぱり儲かってんね~~~~!!YES I AM!!!
白身魚やエビなどはエジプト飯でも使われていたので、馴染みのある食材が中心のようです。そしてロールはね~~~~ちょっとジャンキーな感じですよね~~~!エビフライやチーズが入っていたりとかね。寿司が日本を飛び出すと不思議なロールが生まれる謎。
アヴドゥル、声がでかすぎる説
次はアヴドゥルの声のでかさについてです。エジプト人、日本人より圧倒的に声がでかいんですよね~!とにかく元気がいい。あとね、お互いかなり遠くから大声で話しているのをよく見かけました。理由はわからないけれど、超暑いから移動するのが面倒なのでは…?と思ったり。
だから一見すると喧嘩しているように見える人もいるんだけど、そんなこともなくて。ただアヴドゥルが「ポルナレフ!」って小言言う時は、実際「ポルナレフッッッ!!!!!(怒)(怒)(怒)」くらいの圧はある可能性も。でも声量ほどは怒ってない、多分ね。
3部で1番の大食漢はアヴドゥルだった!?
食についても少し…3部って年齢とガタイの良さでなんとなく承太郎が1番食べそうなイメージがありますが、真の大食漢はアヴドゥルの可能性も高そうで…なんせエジプト人は胃腸のパワフルさがすごい。これがエジプトの普通の食事の量。
なんだよ全然多くないじゃん!って思うでしょ?これにサラダとパンとジュースと前菜2種類と豆のペーストとデザートが来るから。この時疲れ果ててもはや写真撮ってなかった。ごめん。
量的にはおおよそ日本の2人前。エジプト人が日本でご飯を食べると足りないのだそう。そしてメニューは肉・肉・肉!!!!魚もあるけれど圧倒的に肉が多く、油もしっかり使います。デザートは激甘が多かったね~!日本人的には一口で満足する甘さです。逆にエジプト人は日本のお菓子の甘さでは足りず、どら焼きにハチミツをかけたりするらしい。
でもね、たくさん食べてたんぱく質も脂も糖分もたっぷり摂らないと、エジプトの暑さには勝てないんですよね…旅中で唯一熱中症になりかけたのが、朝食で肉とデザートが少なかった日だったし。
その食事のせいなのか体の厚みがすごかったり、お腹がポッコリしている人も多いエジプト人。日本に来ると食の違いのせいで、何もしなくても10キロ痩せるのだとか。
アヴドゥルはなぜ日本が好きなのか
次はアヴドゥルが日本に興味津々だった理由についてです。エジプトってけっこう日本とは縁が深い国だそうで。テレビが出来た時には日本のドラマやアニメなどが放映されたり、真珠の養殖技術が伝わったり、ダム建設や大エジプト博物館建設への支援があったり、スフィンクス前に並ぶ侍の写真が残っていたり(下のやつね)、などなど…
この写真は、当時のスフィンクスの様子を知る大事な遺産らしい。
そんな訳で日本への親近感を持つエジプト人も多いらしく、近年は日本語学校が増えており人気だそうです。性格的にもなんだか日本人っぽいアヴドゥルですが、こんな環境で育っていれば日本に興味を持つのは意外なことではないのかもしれません。
アヴドゥルはなぜナイル・ウェウェ・バエを見分けられたのか
次はナイル・ウェウェ・バエについてです。エジプトでは食事中などにハエがやってくることがあります。でもね、種類なんて全然わかんないのよ。というかご飯食べてるときにハエが来ても「これはナイル・ウェウェ・バエですねぇ~~~」なんて観察しとる場合かーッ!!!条件反射で手で追い払っちゃうじゃんね~~~~!!!
これはきっと長年エジプトに住む地元民だからこそわかることなんでしょうね…でも地元民でもそんなにわからない気がする…アヴドゥルが物知りなだけかもしれません。
そういえばアニメ版では書庫の図鑑で調べていましたね…
変装したアヴドゥルが飼っていた鶏について
お次は審判戦前に登場した変装アヴドゥルが飼っていた鶏についてです。エジプトでの出来事ではありませんが、エジプトの鶏事情を聞いたので少し触れてみます。
荒木飛呂彦(2001年)『ジョジョの奇妙な冒険』19巻 集英社(54頁)
鶏まで集めたのに髪型は絶対に譲れないアヴドゥルさん。手が凝ってる変装なんだか雑なんだか…
アヴドゥルのように鶏を放し飼いにするのはエジプトではよくあり、自分で屠殺して食べるのだとか。アヴドゥルはご飯を与えながらマイケル、プリンス、ライオネルと3匹の名前を呼んでいましたが、もし放し飼いの鶏を集合させたい時は名前ではなく「コッコッコッ」と喉から声を出して呼ぶそうです。鶏も飼い主の声を聞き分けられるらしく、他人の「コッコッコッ」には振り向きもしないらしい。
でも鶏を自分で飼って食べるということは「丸々太っておいしいニワトリに…」は本音だったっぽいな…あの3匹、どうしてるんだろうな…
エジプト人らしからぬアヴドゥルの性格
次はアヴドゥルの性格についてです。エジプト人の性格って日本人と全然違うようで…
今回の旅行ではクルーズ船が全然定刻通りに着かなかったせいで、観光予定だったコム・オンボ神殿に行けなかったんですよね~…ジョジョファンとしては大号泣案件。心の底からへこみつつ、さらに2日間経ってやっと気づいた。エジプト人、のんびり屋さんなんだわ。日本みたいに、絶対に着かなきゃ!という焦りがないんよ…
現地ガイドさんも言っていましたが、エジプト人って本当にのんびりしているんですよね~!レジはさっぱり進まないし、空港の出国審査の係員もスマホで話しているし、顔写真ほぼ見てなかったし…
その一方でガイドやガードマン、バスの運転手など、特に観光に関わる人はかなりきっちりしている人が多いらしく、実際時間も約束も守っていました。聞けば観光が一大産業のエジプトでは顧客に信頼してもらうことが大事だからこそ、しっかり者が多いとのこと。アヴドゥルさんはまさにこっちのタイプだな~と思いました。あの性格だからこそ不動産王のジョセフにも信頼されるんだろうな。
あとねエジプト人の皆さん、人懐っこくて優しいんですよね。拳銃を下げた警察の人でさえもニコニコしながらいっぱい手を振ってくれるし、ノリもいいし、男性は日本人女性に「カワイイネ~!」って連発するし。宗教的な関係からか女性は大人しめですが、それでも笑顔が素敵な方が多かったです。だから堅苦しそうなイメージのアヴドゥルも、地元に戻れば気軽に手を振ってニコニコしているんでしょうね~!本当、ナイスガイだな。
熱くなりやすいキャラのギアッチョとの比較もあります
アヴドゥルとジョセフと日本の奇妙な関係
最後にミカンとアヴドゥルについても触れてみます。エジプトのミカン栽培は、日本から種がもたらされたことで始まったのだとか。当時種を持ち込んだ大臣の名前を取って、ミカンのことをヨセフと呼んでいるそうです。
ヨセフで思い出すのが同じスペルのジョセフ。エジプト、日本、ジョセフという不思議な関係は、アヴドゥルとジョセフだけではなく、ミカンでもあるようです。
ただネットで検索してもこの話がさっぱり引っかからないんですよね~…ガイドさんからの情報なので事実だと思うんだけど…アラビア語で検索しないとダメなんだろうか…
3部はなぜ冬の出来事だったのか
次に3部の季節についてです。冬の出来事として描かれていましたが、もし舞台が真夏のエジプトだったとすれば…6月に行った経験を基に予想してみました。
承太郎
学ランが暑いし、帽子は半分だし、熱を集める黒色なので熱中症になりそう。再起不能。
花京院
学ランが暑すぎる上に、帽子も被らないのでかなりキツそう。学ランの下も長袖だったら辛すぎる。サングラスやサン戦あたりで使っていたショールは暑さ対策に有効だけど、多分熱中症で再起不能。
ポルナレフ
肌を出しすぎると逆に暑いので、日焼けで大ダメージを食らいそう。カイロで使っていたショールをずっと掛けていればマシにはなるかも。帽子はないけれどあの髪型が代わりになる可能性も…?ただしエジプト飯に馴染めなければ再起不能の可能性大。この国ではしっかり食べないと暑さに勝てない。
ジョセフ
帽子を被っているのはかなりの暑さ対策。コーラが好物なのも強い。エジプトの暑さの中では糖分をとらないと本当に体がバテる。
アヴドゥル
暑さ慣れしているはずなので生き残れる。やはり地元民は強い。
ダメだ、主人公が最初に再起不能になってしまう。第3部完!
荒木先生は砂漠で学ランを着せたかった!と話していましたが、3部が冬の物語なのはあの服装を成立させるためなのかもしれません。荒木先生が取材したのも冬だったんだろうな~!
肉の芽時代の花京院とポルナレフの服装の謎
肉の芽時代の花京院とポルナレフの服装にも注目してみます。2人ともショールらしきものを身につけて登場していました。これが花京院で…
荒木飛呂彦(1989年)『ジョジョの奇妙な冒険』13巻 集英社(67頁)
後ろ髪の寝癖(?)がすごい。そしてこっちがポルナレフ。腰につけています。
荒木飛呂彦(1990年)『ジョジョの奇妙な冒険』14巻 集英社(52頁)
なんだか優雅な格好の2人でしたが、これカイロで暑さ対策として使ったまま移動したからじゃないかな~~~~!だってショールなしじゃ暑いもん、エジプト。
ポルナレフはカイロで「暑い」と言いながらショールを羽織っていましたが、肌に1枚かけるだけで直射日光をかなり防げたので、エジプト発の2人だからこその衣装なのではないかな~と思います。花京院がサングラスをかけていたのも目のケガのためはもちろん、暑さから目を保護するためでもあるのかもしれません。
そういえばンドゥールやマライアも、ショールや薄手のパーカーを着用していましたね~あれも暑さ対策なんだろうな~!
オインゴが変装した承太郎が驚いた牛の話
オインゴが変装した承太郎が牛に驚いたと釈明するシーンがありました。
荒木飛呂彦(1991年)『ジョジョの奇妙な冒険』20巻 集英社(196頁)
ウヒね~…アスワンじゃ全然見かけなかったんですよね~…
カイロ近くでは道端でウヒを見かけたんですけど、本当にたま~に見かける程度。この辺は地域にもよるのかもしれませんが、もし本当に少ないのであれば、びっくりしたという演技も不自然ではないのかもしれません。オインゴ兄ちゃん、ナイスアドリブ。
エジプトのトイレ事情にポルナレフは馴染めるのか
続いてエジプトのトイレ事情と、トイレでの災難に見舞われがちなポルナレフについてです。エジプトでは入口でチップを渡してトイレに入ることがよくあります。でもお金を出しても綺麗なトイレに出会えるとは限らない訳で。紙がないのはもちろん、便座がなかったこともあったからな。ぎィにゃああああ~~~!
他にもチップをもらう係の人が食べるであろうパンが置かれていたり、鍵がかからない、かかっても開かない、便器周りが水浸しなど日本では見られない光景ばかり。衛生観念が違うし、トイレが壊れてもすぐに直そう!とはならないんだろうな~
でも別にトイレできればいいやと思えば大した話でもないし、むしろちょっと面白いんですよね~!段々、今日のトイレはどんなもんかと楽しみになってきます。そんな環境に慣れたせいか成田空港で入ったトイレ、パンチないなって思っちゃったもん。いやそれでいいはずなんだけど…
でもトイレにこだわりのあるポルナレフは精神がやられるのでは?と気になるところ。ただポルナレフはインドでは「トイレが汚いのだけはガマンならん」と言っていたのに、エジプトに来た時のトイレの希望はこれ。
荒木飛呂彦(1991年)『ジョジョの奇妙な冒険』21巻 集英社(149頁)
さては綺麗なトイレ諦めたな???
いよいよまともな仕組みならいいやになってしまったポルナレフ。色々な国を渡り歩いてきた結果、トイレが綺麗とは限らないと気づいたんでしょうね~!エジプトも例外ではないですが、まあそうもなるよね~!と言いたくなるトイレ事情でした。
現地ではさらにトイレにパンチがあった話もどうぞ
ホル・ホース、オインゴ戦で放送されていたアザーン
続いてホル・ホースとオインゴとの一戦で流れていた放送についてです。
荒木飛呂彦(1991年)『ジョジョの奇妙な冒険』24巻 集英社(38頁)
こちらはアザーンといわれる、イスラム教のお祈りの時間を知らせる放送になります。現地ではけっこうな大音量で街中に響き渡っていました。
でもお祈りを始める人はあまり見かけず…というのはエジプトでは勤務中などで手が離せない時には、お祈りを後回しにしても良いのだそうです。案内してくれたガイドさんも仕事中はお祈りをしておらず、「後でいいんですよ」「ね、緩いでしょう?」なんて言っていました。確かに緩い。
そういえばこのシーンでアヴドゥルがお祈りをしている様子はありませんでしたが、これはアヴドゥルがイスラム教徒ではないのか、後でお祈りをするのか…気になるところです。
もしダービー戦前に承太郎たちがピラミッド観光をしていたら
次にダービー戦前に承太郎たちがピラミッド観光をしていたら何が起きたかを考えてみます。舞台はピラミッドの目の前が舞台という最高のロケーションだったこの一戦。ホリィさんの命がかかっているのでのん気している場合ではないですが、もしピラミッド観光をしていたとすれば…
激熱の砂漠で大して日陰も多くないので、この時点で体力持ってかれると思います。DIOどころの話ではない。ギザのピラミッド3基の中で1番大きいクフ王のピラミッドに入ったのですが、中はサウナ風呂状態で汗がドバドバ出てくるし。そして通路も見てよ…
けっこうな坂なんですよね~…しかも場所によっては天井がかなり低いので、背の高いクルセーダースは全員腰痛になりそう。なんせ地元のガイドさんも大して入りたくもなさそうだったし。この人も背が高くてガタイがよかったな。
でもね中に入ると人類の英知が集結しているな~というのを実感して、本当に感動します。承太郎たちにもいずれ絶対に行って欲しい。
イギーを襲った2匹の犬
ペット・ショップ戦前にはイギーに2匹の飼い犬が絡んでくるシーンがありました。
荒木飛呂彦(1991年)『ジョジョの奇妙な冒険』24巻 集英社(58頁)
イギーも恵まれた体形でしたが、こちらはもっとぽっちゃり系のワンちゃん。かなりいい暮らしをしていそうです。
一方エジプトでよく見かける野良犬は、ご飯不足なのか暑さが厳しいからなのか体形はちょっと細めであばら骨が見えていることもしばしば。よくレストランでご飯をもらっていたり、観光地をウロウロしています。犬種も大体この感じ。
とっても暑そう…わかる、わかるよその気持ち…
だからエジプト滞在経験がある人がこのシーンを見れば、すぐに飼い犬だ!ってわかるんだろうな~!ちなみにダービーが飼っていた猫もふっくらしていましたが、エジプトの野良猫ももっとスリムな体形が多いです。
情報屋がすぐに答えられなかったDIOの館
DIOの館を探すシーンにも注目してみます。館の場所は地元民のアヴドゥルだけではなく、情報屋ですら即答できませんでした。それもそのはずカイロはモスクだらけで、こんな感じの建物がたくさんあるんですよね~!こちらは花京院vsDIO戦の舞台となったムハンマド・アリ・モスク。
丸天井と尖塔が特徴的ですが、カイロの街中は似て非なる建物ばっかりなんだよな…
全然わからん。そりゃ~~~情報屋でも即答できないはずだよね~!むしろ数時間で特定できることがすごいのかもしれません。
太陽の光で消滅したDIO
最後はDIOの最期についてです。古代エジプトでは太陽を最高神として信仰していました。
その地で太陽の光を浴びて消滅した神の意味を名を持つDIO。人間をやめてまで最強を目指した男も、古の時代から崇拝された太陽の力によって消え去ってしまったというのは、エジプトらしいクライマックスではないでしょうか。すごく味わい深い終わり方だ…!
まとめ:ジョジョ3部の設定はエジプトの生活や文化が反映されていた
ジョジョ3部の設定について、現地で感じたことを基に考察してみました。
エジプトの観光地はもちろん、生活や文化などが反映されていた3部。現地に行くとその忠実さを実感できるので、旅行自体がとても面白かったです。3部が好きな人はぜひエジプトへ…!
しかしアヴドゥルさん、やっぱりお金持ちっぽいですよね~!ジョセフと対等に付き合えるくらいだからな~…旅の最中は凄腕スタンド使いの一面が目立っていましたが、エジプトでは超売れっ子占い師だったのかもしれません。
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